篆刻ワークショップ
シャープでおしゃれな朱文の印鑑をつくろう
~細い線や細かい彫りのデザインに挑戦!~
7月8日(火)~13日(日)に「はんこ職人 齊藤江湖 はんこ展示と篆刻ワークショップ 人と印」を弘重ギャラリーで開催しました。
会期中の毎日、定員4名の少人数で行った篆刻のワークショップの様子をご覧ください
講師は滋賀県近江八幡市ではんこ職人として活動されている齊藤江湖さんです。
昨年に引き続き、弘重ギャラリーでの展示が実現しました。
■想いを形に■ ~デザイン~
江湖さんは、はんこ作りは人との出会いと会話から始まるという思いを大切に活動をしていらっしゃいます。
今回は参加者の皆様がアトリエで制作している作品の写真を見たり、印に表したい思いなどを聞いたりしながら、デザインのアドバイスを伝えていました。
■下描き■
デザインの決まった下絵をカーボン紙を使って石に転写していきます
左右反転した画がちゃんとできているかを、鏡に映して確認していました
■彫り■
齊藤江湖さんのサポートのもと、細い線を綺麗に残すコツと技の手解きを受けながら制作しました。
細かく繊細な作業になるので、一彫り一彫り丁寧に作業を進めていきます。
落としてしまうと元には戻らないので、緊張する作業が続きます。
■仕上げ■
最後は江湖さんが仕上げの作業をしてくださいました。
意識的に線の揺らぎや、欠けをつくることで手仕事ならではの趣のある表情が生まれます。
やはり職人さんの道具さばきにみなさん見惚れていました。
■完成■
参加者のみなさんがつくった印のご紹介です