ゴールデンウィーク・ワークショップ 5/5(月・祝)
「桐下駄に絵付けをしよう~この夏、アートを履いちゃお!~」

アトリエのゴールデンウィークお休み期間の最終日、5月5日(月・祝)に、下駄の絵付けワークショップを開催しました!

講師の相庭先生は、アトリエ・オモ3の月曜・日曜・日本画水墨画クラスを担当してくださっています。普段の制作で下駄の絵付けをされていることもあり、今回のワークショップが実現しました!

絵付けをした下駄は飾ってもよいですし、実際に履くこともできるそうですよ♪(相庭先生は実際に下駄で通勤していたことがあるのだとか…!)

 

当日の様子をご紹介します!

今回は、参加者の皆さまに下絵を準備していただきました。当日は下駄に下絵を転写するところからスタートです。

水で溶けるチャコペーパーを使用し、線を桐の下駄にうつしていきます。

 

転写が終わったら、色をつけていきます。

今回使用するのはアクリルガッシュという画材です。アクリル絵の具にとてもよく似た画材ですが、ガッシュはマットな質感で不透明であるという特徴があります。

参加されたのは日本画クラスの会員さんが多く、アクリルを扱うのは初めてという方が多くいらっしゃいましたが、先生から扱いの注意や、塗りのコツなど、実演しながら詳しく説明していただきました。

絵の具の不透明さを活かした塗りの手順、また、薄塗りで仕上げたい方や、しっかり塗り重ねたい方など、様々なパターンで塗りについてご説明いただきました。

絵が段々と出来てきたころ、相庭先生の鼻緒合わせがはじまりました。問屋さんに貸し出していただいた鼻緒から、先生が候補をいくつか選び、それぞれの下駄に合わせて選んでいきます。

おやつタイムをはさみ、最後の仕上げをしていきます。

■講評■

作品が完成しました!作品を並べて講評会です♪

皆さまが選んだ絵柄のエピソードや、制作の苦労話、鼻緒と絵柄の組み合わせの面白さなど、様々なお話を聞くことができました。

 

とっても素敵な下駄が並び、私も後ろから見ていてワクワクいたしました!

下駄は職人さんにお送りして、鼻緒をすげていただきました。是非飾って、履いて、楽しんでくださいね!

今回のワークショップは、相庭先生から問屋さんにお願いしていただき特別に引き受けていただきました。下駄や鼻緒の職人さんが年々減少している今、とても貴重な機会でした。

今後も皆さまに楽しんでいただけるよう、様々なイベントを企画して参ります!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!