夏のワークショップ 8/18(日)
「古典技法で理想郷(ユートピア)を描こう」

~混合技法で自然を描く~

 

8月18日(日)に柿沼講師によるテンペラワークショップを開催しました!

柿沼講師は、エビス校で絵画クラスと人物画クラスを担当しています。

 

今回のワークショップは、

自分が想像する理想郷をテンペラ絵具と油彩絵具を使った混合技法で描こう♪というものでした!

サムホールという小さなサイズに込める、思い思いのユートピア…!

早速見ていきましょう~!!

 

 

■解説~下描き■

テンペラは古くからある卵を使った絵具・技法ですが、

聞いたことはあるけど…興味はあるけど…よく分からなくて…という方が多いと思います。

そんな皆さんに柿沼講師がテンペラとはなんぞやと…!ワークショップのために準備した習作とその手順テキストを使い、解説してくださいました♪

その後、資料を参考にしながら、早速下描きからスタートです!

 

■メディウム、絵具作り■

ほとんどの方がテンペラは初めて。

みなさんドキドキしながら卵を割り、オイルを入れ、しっかり蓋を閉めてシャカシャカ…!

絵具も練って、下準備を進めます♪

いつもと違う作業は新鮮で楽しいですね!

 

 

 

■インプリミトゥーラと調子付け■

褐色のテンペラでインプリミトゥーラ。

何度も塗り重ねるより、サッと塗りきるのがコツだそうですよ~!

乾燥後、下書きを元にラフに筆を置いていき、調子付け。

テンペラ茶系と白で明暗を作っていきます。徐々に、皆さんの理想郷が見えてきました♪

 

 

■油絵具で描き込み■

ラフに作った明暗・筆致からイメージを膨らませ、油彩で色や形を浮かび上がらせます。

一気に画面が華やかになり、皆さん夢中になって作業されていました♪

 

■テンペラ白で描き込み■

最後はテンペラ白で明るい部分を描き起こし、細部を詰めて、ワークショップでの作業はここまで…!

みなさん、テンペラを扱うのが初めてとは思えないほどの仕上がり…!

 

■講評!■

1人ずつ並べて好評です♪

 

皆様一日お疲れ様でした!

油彩の楽しさの幅として、広くゆるくテンペラ絵具に触れてみた今回のワークショップ。いかがでしたでしょうか?

ご参加いただき、ありがとうございました♪記念撮影をして終了♪

 

果たして、第2回テンペラWSは開催されるのでしょうか?!乞うご期待…🐔!

 

おまけ ~柿沼先生の習作~