夏のワークショップ 8/17(土)

これが人物画!~有色地デッサンで学ぶ~

 

アトリエ夏休み期間の8月17日(土)に、人物画のワークショップが行われました!

担当はエビス人物画・絵画コース担当の津村果奈講師です。

今回のテーマは、普段とは少し違った技法に挑戦することで、楽しみながらデッサンの幅を広げていただくことです。有色地デッサン(色のついた紙にデッサンをすること)を通して明暗のとらえ方を鍛えつつ、反射光を意識したデッサンを学びます!

具体的な内容としては、青色と紫色のマーメイド紙から好きな方を選んでいただき、そこに鉛筆と白コンテをつかって、裸婦モデルを描きます。普段白い画用紙に描くときと、どういった違いがあるのかが気になるところですね!

 

■ポーズ決め■

はじめは5分×3ポースのクロッキーから。

人物デッサン初心者の方々に向けて、先生からはじめのクロッキーのポイントを教えていただきました。

簡単なクロッキーを終えてから、3つの中でよかったと思うポーズで多数決を行い、今回は仰向けに寝転んだポーズに決定しました。

 

■エスキースと本画制作■

ポーズが決まり、いよいよ本制作です。

先生から本制作の前のエスキースとは何か、構図の取り方や描き始める段階で意識することなどを実演を交えてお話しいただきました。

教室の様子

津村講師のデモンストレーションです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色のついた紙に鉛筆をのせていきますが、後からコンテで白を足すことを意識しながら濃淡をつけていきます。

 

こちらも実演しながら白を入れるときの進め方についてお話しがありました。

皆さんそれぞれのタイミングで白を加えていきます。

黒を入れていくときとの違い、線で描くところとぼかすところ、立体感はどう出るのか、またそれぞれの席によって違う光について、全光の場合と逆光の場合のポイントなどもレクチャーがありました。

作品の進め方をレクチャー中!

津村講師のデモンストレーション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやつ休憩をはさんで、皆さん仕上げです!

 

■講評■

最後は、参加者の皆様に感想などを頂きつつ、作品を並べて講評会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

ベテランの方から、今日がはじめての人物画という方までさまざまでしたが、皆様が一日たっぷりと時間をつかって作品と向き合い、取り組まれたことが分かる素晴らしい作品ばかりでした!!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

ご参加の皆さまとの集合写真♪